MINIにドライブレコーダーを装着した

先日、遅めの夏期休暇を頂いて千葉県から実家の神戸に帰ってきました。勿論、20日に納車されたMINIに乗ってです(^^)

20日の夜に納車、21日から23日にかけて帰省の準備と運転の練習、24日朝帰省開始。まぁまぁの強行軍でした。帰省の準備というのは、次の3つです。

車弄りに関してはドのつく素人ですが、ディーラーやオートバックスの様なお店で依頼するばかりでなく、調べて自分で出来そうなところは極力自分でやりたいと思っています。節約の為でもあるし、車への愛着を持つためでもあります。それに、自分で手を動かす事で色々と知識もついてくるでしょうからね。何か起きた時にも対処がしやすくなるでしょう。

本当はETC車載器の取り付けも最初は自分でと考えていましたが、調べたら余りにも面倒くさそうなのでこれはディーラーに納車前の取り付けを依頼してしまいました。前回の記事で、1つ目の準備は完了済み。今回の記事では、2つ目の準備について書いていこうと思います。なお、ドライブレコーダーを以下ドラレコと称します。

ドラレコ導入の動機

そもそもドラレコとは何なのか?まぁ読んで字のごとくですが、運転を記録するカメラです。フロントガラス上部のバックミラーの裏に取り付け、車の進行方向を常時撮影するもので、万が一事故を起こしたり巻き込まれたりした場合にその真相を明らかにする存在となってくれるものです。

もし、相手が事実と反する内容でごねたりして交渉その他諸々がこじれた時に、真実を記録した映像があれば力強い味方となります。例えば「こっちの信号が青だった!」と嘘をつかれた時、第三者の目撃証言を得られないと大変ですよね。

金銭的なダメージだけならばまだしも、社会的に死ぬ事にもなりかねない事を考えると万が一に備える事は決して無駄ではないと思います。ドラレコなんてせいぜい数千円〜2万円くらいです。壊れるまで使える買い切り型の保険と考えれば安いものではないでしょうか?今の世の中、頭のおかしな人で溢れていますからね〜。自分の身は自分で守らなければならない時代です(;´Д`)

基本的には映像を撮り続け、動画ファイルを作成していきます。この動画ファイルが一定のファイルサイズになると新しいファイルを作成し、記録媒体の容量が無くなると古いファイルを上書きしていくトコロテン的な仕組み。尚、消したくないファイルがある場合には自分で保護をかける事も出来ます。

あ、自分の場合は自衛目的の他にもうひとつ目的があります。純粋に「どんなところを走ったのかを記録したい」時もあるかもしれないという事です。このブログの本来の目的である「旅行の記録」を扱った記事で、たまに公開する事もあるかもしれないですね。

GARMINのGDR32を買った

という訳でドラレコを購入しました。色々なドラレコが各社から発売されていますが、今回はGARMIN社のGDR32という製品を選びました。

GDR32は生産終了しているので、同じくGARMINから別商品を掲載しておきます。

決め手はGARMIN製である事。ロードバイク等のスポーツバイクに興味があるのでもなければあまり馴染みの無い企業かもしれませんが、世界的に有名なGPS機器メーカーです。これまで販売されていたドラレコは、その殆どが無名の中国や韓国のメーカー製であり、信用性その他に色々と不安を感じさせるものでした。真夏の直射日光下にある車は猛烈な熱にさらされます。ドラレコも粗悪な製品だと強烈な熱の前にあっけなく壊れます。先述の通り、万が一の備えの為に導入するものですから、安心出来る製品を使いたい。

GARMINならば、充分に安心して任せられると感じた事が決め手となりました。勿論ドラレコ自体の性能も必要十分なものであるという事は大前提です。また、真夏を乗り越えた実際の使用者のレポート等も吟味して選択しています。

いざ、取り付け!

GDR32には最初から8GBのmicroSDカードが付属します。万が一の為であれ、趣味の為であれ、録画時は解像度を高くして美麗に撮りたいものです。GDR32では最高で1080p(1920×1080)での録画が可能ですが、この解像度では、8GBのmicroSDカードを使用する場合1.86時間までしか撮りためておく事が出来ません。これは1.86時間前までさかのぼって確認出来るという事で、万が一の為の用途であれば必要充分でしょう。

しかし、趣味用途での撮影にはちょっと短すぎます。そこで、自分は別途32GBのmicroSDカードを購入し、利用する事にしました。32GBの場合は7.46時間の撮りためが可能で、結構なロングドライブにも対応出来そうです。

それでは、ドラレコを早速取り付けてみます。・・・といっても、説明する程難しいものではありません。先ほどの写真に写っているドラレコ本体に台のポールジョイントをはめ込み、フロントガラスのどこにドラレコを設置するのかを決めたら台の裏側に貼られた両面テープを用いて貼り付けるだけです。

ポールジョイントなので、台を貼り付けた後もドラレコの角度などを微調整可能です。ドラレコの背面には2.4インチの液晶がついており、これを使って撮影範囲確認や設定画面の操作を行います。

あとは、付属のシガーソケット電源を利用したminiUSBケーブルをフロントガラスの外周部に這わせるなり垂らすなりして接続し、給電出来るようにしてやればOKです。超カンタンですね。

見ての通りバックミラーに隠れるように配置し、ドライバーの視界を極力妨げないようにしました。ちなみに、左の写真でドラレコの奥に写っているものはETC車載器のアンテナです。

初期設定を行う

エンジンをかけて、シガーソケットから給電が開始されると自動的に記録が開始されます。エンジンスタートボタンON!! ブルル・・・

GDR32「ロクガを・カイシィ」

ご丁寧に音声でお知らせしてくれるのはいいんだが、妙に間延びした気の抜ける声(;´Д`)これは嫌だ!!本体を操作して設定画面を見ると、幸い音声を日本語から英語に変更する事が出来た。

GDR32「Start recording.」

イントネーションがなんだか変な気がするけれど、日本語音声よりは数段マシ。これも気に入らなければ、いっそドラレコのボリュームをゼロにしてやれば無音になります。あとは、ドラレコ本体の液晶の明るさや、録画時の明るさ(輝度)などを設定可能。

どんな風に記録されるの?

実際に録画された動画を3つ貼ってみます。

街中の一般道を走行している様子

2分53秒に両サイドの窓を全開にしています。その前後で収録されている環境音の大きさが変化している事がわかると思います。まぁそんなところまで気にしている人が居るかわかりませんが、参考になれば。

一般道から料金所を通って高速道路に乗っている様子。

真夜中の一般道を走っている様子。

ご覧の通り、ナビの音声など車内で聞こえる音は全て記録されます。独り言とかつぶやいていたり、熱唱とかしちゃってると万一事故って動画を警察の人なんかに見せるハメになった時に非常に恥ずかしい事になりそうです。

ちなみに輝度は+1/3に設定しています。取り付け当初は-1/3に設定していましたが、これだと微妙に暗かったかな。

それにしても凄い広角だなー!広角だと、映る範囲が広くなる代わりに、奥行きが強調されます。例えば、前の車との距離が実際より離れて見える、という感じ。また、端の方が歪みます。たとえば電線が映っているシーンなんかでは、電線が弧を描いていたりするのがわかると思います(1つ目の動画の45秒あたりなど)。まぁ、どのドラレコも広角レンズを使っているので、この傾向については似たり寄ったりのハズです。

GDR32や35では、動画の下部に自動的に情報が付加されます。日時と位置情報、そして時速。これらの情報は、事故状況の説明には便利ですが、ドライブの様子を公開したい場合には邪魔ですね。設定で表示有無を切り替えられると良かったのですが、ありません。残念。

動画はaviファイルで、だいたい268MBで分割されて生成されます。一本あたり3分52秒の長さでした(解像度1080pで記録の場合)。このファイル、Windows用のアプリを使うと色々な情報を確認する事も出来るようなのですが俺のPCはmacなのでこのアプリは利用出来ず、単なる動画ファイルとして扱うしかないです。

ところで動画を確認して気づきましたが、どうも右上の方が少しボヤけていますね。うっかりレンズに指紋でもつけちゃったのかな?次回車に乗る時に確認してみる事にします(´・ω・`) そして左上には車検シールがちょびっと被ってますね。まぁこの位置なら別に困る事は無いので気にしない方向で!以上、ドラレコの装着模様でした。

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