突然ですが、中華製のエミュレータ機を購入しました。といってもまだ手元には届いていないのですが……。機種の選定や背景について少し書いてみようと思います。
エミュレータに興味を持ったきっかけ
昨年の11月頃に、妻に誘われてドラゴンクエスト10を始めました。ドラクエでは唯一のMMORPGで、他にはファイナルファンタジー14もやっているのでオンラインゲームはこの2作を並行して遊んでいる状態です。FF14はFFのテーマパークと言われており、FFのナンバリング作品を知っていればニヤリと出来るようなネタが大量に散りばめられているのですが、DQ10も同様のようです。
しかしながら、DQに関してはまともにプレイしたことがあるのは小学生の頃にリアルタイムで遊んだDQ6のみで、あとはテリーのワンダーランドくらいしかプレイ経験がありませんでした。各ナンバリング作品の主要な登場人物や中ボスやラスボスは未プレイではあるもののどこかで聞いたり見たりして知識としては知っていることも多いものの、それではDQ10を遊んでいて「ニヤリ」とするまでにはなかなか至りません。ちょっと勿体ないな……よし、今更だけどDQの過去作も一通り遊んでみるか!と思い立ったことがエミュレータ機に興味を持つ事になったきっかけでした。
エミュレータについて
スーパーファミコンやゲームボーイ、プレイステーションといったレトロゲームを遊ぶ方法には大きくわけて以下の2種類があります。
- それぞれの本体を用意して遊ぶ最もスタンダードな方法
- エミュレータを用いて遊ぶ方法
主にコンシューマーゲーム機やアーケードゲーム機等のハードウェア/ソフトウェアを、実機以外のハードウェア/ソフトウェアで仮想的にエミュレートし、本来そのゲーム機本体でのみ稼動するゲームを仮想環境上でプレイできるようにする
ゲームエミュレータ - Wikipedia
エミュレータに関しては違法性があるのではないかと気になる人もいらっしゃるかもしれませんが、大原則としてソフトの現物が手元に存在しているのであれば合法とみなされています。といってもこれでは大雑把すぎるので、気になる方はご自身で調べてみてください。こちらなどわかりやすいかと思います。
という訳で先述の2種類の方法があるわけですが、自分は後者のエミュレータを使用するやり方を選ぶ事にしました。理由は単純で、スーファミやプレステなど各種本体を並べて置くスペースがないためです。仮にスペースがあってもテレビにそれぞれを繋いで配線するのは大変なので、やはりエミュレータを選んでいたと思います。
機種選定
エミュレータにも色々あったりします。最も手軽なのはスマートフォンを使うやり方ですが、40代が目前に迫り老眼になるのも遠くないであろう自分にとってはスマホの画面でTVゲームをプレイするのは少々しんどそうです。というわけで携帯ゲーム機型のハードを購入する事にしました。
据え置き型のハードも選択肢にはあったものの、プレステ等のCD-ROMタイプのソフトを利用できるハードは種類が少なく、携帯型であれば寝室で寝る前に少し遊ぶといったフットワークの軽い使い方も出来るので早い段階から携帯機に決めました。
実は据え置き型のエミュレータ機としてはレトロフリークという有名なハードを既に所有しているのですが、ドラクエのナンバリングの中にはPS2やDS、3DSといった、レトロフリークでは遊べないハードが含まれている事も携帯機に決めた理由の一つです。
携帯型のエミュレータ機は現状中国が強くて、中華Androidエミュレータ機という括りで様々な種類が開発・販売されています。有名なものではRetoroid PocketシリーズやAYN社製品などがありますが、最終的に選んだのはAYN社のOdin2 Portalという機種です。
最後まで対立候補に残っていたのは同じくAYN社のThorで、前者はPSPタイプの横長デバイス、後者はニンテンドーDSタイプの折りたたみ二画面デバイスとなっており大きく異なる特徴を持っています。DSや3DSのゲームを遊ぶなら二画面の方がいいかという事でThorに傾いたりもしたのですが、3DS世代の妻からの「こういうハードはヒンジが壊れるからやめたほうがいい」というアドバイスと、横長の画面でも左右に2画面を並べて表示するDS/3DSのエミュレータの機能の存在とがOdin2 Portalにする決め手となりました。
Odin2 Portalは7インチという大きなディスプレイが一番の特徴で、これはNintendo Switchの有機EL版と同じ大きさになります。これだけ大きければレトロゲームで遊ぶには十分なはず。
Odin2 Portalの中にもグレードがありますが、最上位のMax、色はWhiteを選択しました。レトロゲームを遊ぶだけであれば下位グレードでも十分な性能があるのですが、後述するようにGamehubでSteamのゲームを遊ぶ事も見越してのことです。かなり良いお値段だけどね……。
早速注文したが……
日本円換算で7万円を超える金額にしばらく悩んだ末に注文を確定させたのが2月16日でした。しかし自分は忘れていた。この時期、中国は春節を迎えることに……。春節は中華圏で最も重要視されている祝祭日で、多くの企業でおよそ10日ほどの長期休暇となります。仕事で中国の企業と連携を取る場合でも、春節の影響でしばらく全く連絡が取れなくなり困った経験があります。という訳で、手元にOdin2 Portalが届くのはしばらく先の事になるでしょう。
エミュレータ以外の使い道
主な用途はレトロゲームのエミュレーター機としての使用ですが、その実態は単なる高性能なAndroid端末です。十字キーやアナログスティック、ボタンを備えたAndroidタブレットのようなものです。なので、Androidタブレットとしてみれば他にも様々な使い方が可能です。
例えばYoutubeなどの動画視聴やAndroidのソシャゲを大画面で楽しむなどです。しかし、個人的にはそれらの用途はあまり考えておらず、Gamehubというアプリを動かす事も楽しみの一つとしています。これはざっくり言ってしまえばAndroidでSteamのゲームを遊ぶためのアプリです。詳しくは別途記事にしようと思っているのでここでは割愛しますが、Steam側からも容認されており決して怪しいものではありません。Androidアプリなのでスマホでも利用可能ですが、Steamのゲーム=PCゲームでもあるのでプレイするゲームによってはハードウェアに高いスペックを要求されます。これが上でOdin2 Portalの最上位グレードを選択した理由です。
最後に
昨今のレトロゲーム市場の活発さには目を見張る物があります。外国人観光客によって大量に国外に持ち去られているらしいという話もありますが、駿河屋やブックオフや古本市場といった主だった中古ゲーム取り扱い店舗でもどんどん在庫が無くなっていっているように感じています。
それに伴ってソフトの価格も高騰しているようで、ポケモンなんて昔は中古で100円でも買えたと記憶していますが今ではとてもそんな値段で購入することは出来ません。それならば今のうちに自分がやりたい/やりたくなるであろうソフトは確保しておいた方がいいかもしれません。今後値上がる事はあっても値下がる事はあまり期待できないので、いつでも今が買い時ともいえる状況だからです。
ソフトを購入してからのロムの吸い出し、エミュレータ機への各種アプリ等の導入など、実際にエミュレータで遊ぶまでの流れについてもそのうち記事にしたいと思っています。まずはOdin2 Portalが届かない事には始まらないので、はやく届いて欲しいものです。
それまでは近隣の中古ゲーム取り扱い店舗を巡りながら、色々なソフトを買って待ちたいと思います。それではまた!