前の記事では、購入したMeta Quest3(以下Quest3)のファーストインプレッション的な感想などなどを書きました。その後Quest3のアクセサリ類が届いたので、本記事ではそれらの紹介と感想をまとめてみたいと思います。
- 購入の検討
- Meta Quesr3本体の感想
- アクセサリの感想(本記事)
コントローラストラップ
最初に紹介するのはコントローラのストラップです。Quest3の購入時点では、輪っか状の紐がコントローラの末端から伸びている、WiiリモコンやSwitchのコントローラと同じタイプのストラップがついています。しかしながらこれは
- 輪っかに手首を通す
- 輪っかを狭めて抜けにくくする
という2段階の手順を踏むようになっており、着脱が若干手間に感じられるものです。コントローラを落としにくくする、すっぽ抜けにくくするという点では十分に役割を果たせるので、着脱の手間を気にしない方であればこのアクセサリは購入する必要は全くないでしょう。
しかしながら、自分は大いにこの手間を煩わしいと感じるのでコントローラストラップを別途購入することにしました。今回購入したのはMaeckerというブランドのものです。
外箱はMeta社純正アクセサリかな?と思うほどデザインが似たものになっています。Amazonのシールをうまく剥がせなくて汚くなってしまった……。内容物はシンプルで、説明書の他にはストラップ付きのコントローラの電池カバーが2点のみとなっています。
取り付け方法も至って簡単なものになっています。標準の電池カバーを取り外すと、コントローラの先端にストラップがはめ込まれている事がわかります。ストラップをスライドさせて取り外し、代わりに購入したアクセサリの同形状パーツをはめ込みます。このパーツは金属製でいかにも耐久性がありそうで頼もしいです。
あとはアクセサリの電池カバーを標準のカバーと同じようにはめて、ストラップの長さを手に合わせて調節すれば完了です。ストラップはマジックテープで無段階に調整が可能です。
ストラップは柔らかさがあり、手を通してもこすれて痛いといった事はありません。手を抜き差ししやすいようにある程度長さに余裕をもたせた調整であっても、手を開いたらコントローラが落下するというような事はないので、若干緩めに調節するのが良さそうです。
標準のストラップと比べて明らかに持ったり離したりといった動作が楽になりました。細かいところですが、地味にストレスになる部分が解消されたことで快適度は結構変わってくるのではないかと感じます。
なお、Meta社の純正アクセサリのコントローラストラップも同形状のものになっていますが、いかんせんお値段が高く、2倍くらい変わってきます……。得られる満足感は大差ないと思いますが、純正品である事に価値を見いだせるのであればこちらもオススメ出来るものなはずです。
スタンド
次に紹介するのはQuest3を置くのに使用するスタンドです。こちらは正直平らな面に置くのでも構わない、という人であれば別にわざわざ購入する必要はないものです。自分の場合は、おいている間も少しくらいは見栄えをよくしたいなぁという気持ちがあったので購入しました。そこまで高いものではないという点も大きかったです。
外箱と内容物はこんな感じ。自分で組み立てる形式になっていますが、組み立ては非常に簡単です。以下、組み立ての様子を順に貼っていきます。
これで完成です。コントローラを引っ掛けられるようになっている部分にはゴムシートが貼ってあるし、作りもわりとしっかりしており安価ながらよく出来た製品だと思います。
この製品は特にQuest3専用という訳ではなく、VRヘッドマウントに関して汎用的に使えるものとして開発されたもののようです。ゆえに、Quest3を実際においてみるとばっちりサイズが合うぜという事はないのですが、逆にそのおかげで後述するようにストラップを交換しても対応が出来るという強みがあります。
充電器付きストラップ
今回色々と購入したアクセサリの中で、レンズと並んで高額だったのがこの商品です。
Quest3の標準のストラップはちゃちいながらも意外と装着感や着脱の容易さという点ではよく出来ていると感じましたが、それでも長時間使用しているとどうしても重心が本体側に寄っていることもあって顔面に押し当てられるような負担もかかり、もっと快適なストラップが欲しくなってしまいます。この商品を選んだ理由としては以下のようなものがあります。
- 国内外での評価が圧倒的に高い
- バッテリーパックにより本体の稼働時間を大幅に増やせる
- ファンつきで蒸れを改善できる
外箱と内容物はこんな感じ。標準のペラいストラップと比べるとはるかにゴツく、存在感があります。早速取り付けてみたいと思います。
まず標準のストラップを取り外します。Quest3のスピーカー部分の外側を注意深く押し上げると、パコッと外れます。ここが全体を通して一番緊張するところでした。誤ってスピーカー部分そのものを押し広げて破損させないように慎重にやりましょう(Redditでは破損させたらしい人もいました)
次いで、S3ストラップを取り付けていきます。Quest3のスピーカー部分がはまるようになっているスリット状のパーツがあるので、そこに押し込んでいきます。カチッとハマる訳ではなく、ぎゅうぎゅう押し込んでいくタイプのようです。それなりにギチっとなっているので、そうそう外れる事はないだろうと思います。多分……。
S3ストラップから伸びているUSB Type-Cケーブルを、Quest3に差し込みます。これによってS3ストラップのバッテリーがQuest3に給電されるようになります。
S3ストラップ用のバッテリーパックを後頭部部分に装着します。バッテリーパックはマグネットで固定されるようになっており、思いの外ガッチリ固定されるのでアクティブに動くゲームをプレイしていても外れるような事は無さそうに思えます。
後頭部部分にはダイヤルが設けられており、これを回す事によってストラップを締めたり緩めたりすることが出来るようになっています。最も締め付けたときと、最も緩めたときとを撮影してみました。
実際に装着してみるとフィット感はかなり良好です。バッテリーパックはそこそこの重さがあり、S3ストラップ自体も標準のストラップに比べればそれなりの重さがあるのですが、全体的なフィット感の良さと、バッテリーパックが後頭部側にあり重量のあるQuest3本体に対するカウンターウェイトとなる事も相まってむしろ重さを感じさせにくいようなものになっています。これは良い!
ストラップの横にはインジケーターとダイヤルが設けられています。インジケーターにはバッテリーパックの残量が表示されています。
ダイヤルは押す事も出来るようになっており、押すことでおでこ部分にあるファンをオンオフ可能です。ファンが回っている状態でダイヤルを回すことで風量の強弱を調整する事ができ、その強さがインジケーターに表示されます。装着者には見えないけど……。
このファンによる風は十分に感じられるもので、音量も気になるほどのものではありませんでした。激しく動くようなゲームのプレイ時には蒸れを軽減してくれる事が期待できそうです。
フェイスクッション
フェイスクッションは、今回購入したアクセサリ類の中でも特に期待していたものの一つです。何故なら、家電量販店でQuest3を試着した際に純正のクッションは形状が顔に合わない事がわかっていたからです。
クッションは二種類付属しています。ソフトPUレザーに覆われたものと、アイスシルクに覆われたものです。中のクッション部分はどちらも同じもののようで、ジェルのようなふにふにとしたなんとも言えない柔らかさが心地よいです。ソフトPUレザーの方は水を弾くので、汗をかいても拭き取るのが容易で不快になりにくそうです。一方でアイスシルクの方は手触りはひんやりしているものの汗を吸うので、激しい動きを伴うゲームには向いていなさそうに思えます。
純正のクッションとの交換は容易で、クッションがついているプラスチック部品をバコンと引っ張って外し、購入したものをかわりにはめ込むだけです。純正のそれとは違って鼻の部分にも光を遮るためのパーツが付属しており、遮光性も増す効果が得られます。
肝心の顔の形状とのフィット具合はといえば、最高の一言。自分の顔面には非常によくマッチしています。中国の企業だけあって、アジア人とは相性が良いのかもしれません。と思いきや、Redditなどで見る限り欧米の人からも良い評価を得ているようなので、まぁ人によるのでしょうか。しかしながら、純正のクッションよりは確実によいと自信を持って言えます。
左右の両側面にはダイヤルがあり、これを回すことでクッションとレンズの間の距離を調節する事が可能です。それぞれ最小、最大の状態を撮ってみました。純正のクッションの場合はQuest3を外さなければ調節が出来なかったので、ここもかなり快適になったポイントです。
1.5Vの単三充電池
コントローラは単三乾電池で動いているので、その交換用に購入しました。
調べてみると1.5Vのものが推奨されており、Eneloopなどは1.2Vなので出力が若干足りておらず、動くことは動くがトラッキングの精度が落ちたりすると感じる人もいるようです。逆に問題ないと感じている人もいるようなのですが、自分は念の為に1.5Vのものを選んで購入しました。
Eneloopに1.5Vのものがあれば迷いなくそちらを選んでいたのですが、Amazonで探した限りでは日本製の1.5V充電電池は見つからず、聞いたことのないブランドのものを購入せざるをえませんでした。まぁ大丈夫だろうと信じるしかありません。
そういったものを購入するのは不安、でも1.5Vの電池を使いたいという場合は充電池ではなく従来のアルカリ乾電池を選べばOKです。
レンズクロス
レンズに皮脂汚れ等が付着した時のために購入しました。ただのクロスなので写真はありません。スマホの画面なんかを拭くのにも使えるので、安いしとりあえず持っておくと何気に便利なのではと思います。
視力矯正レンズ
Quest3を使用する上で、眼鏡の存在は非常に煩わしい要素です。眼鏡の形状によってはQuest3のクッション部分に干渉して、装着こそ出来ても眼鏡の位置がしっくりこないものとなったりする可能性もあります。そこで、Quest3に取り付けるタイプのレンズを購入する事にしました。
Quset3に取り付けるレンズには、以下の通り大きく二種類のタイプが存在します。
- Quest3本体にレンズそのものを固定するタイプ
- Quest3本体には磁石内蔵の枠だけを固定し、レンズは磁石で固定するタイプ
今回購入したのは後者のタイプで、ROOX Onlineというところに発注しました。磁石タイプにした理由は以下の通りです。
- 眼鏡ユーザの家族が使う際、レンズを容易に交換可能
- 非眼鏡ユーザに貸し出す際、レンズを容易に外せる
もし自分しか使わないとかであれば固定タイプにした方がメリットが多いかもしれません。例えばレンズ枠を薄く出来る、強固に固定出来る、などなど。しかし自分にとっては容易にレンズを外したり交換したり出来るメリットの方が魅力的でした。
取り付けの様子は撮影していませんが、説明書の通りにやれば問題はありませんでした。実際に取り付けて使用してみた感じは、最高の一言です。眼鏡の煩わしさもなく、コンタクトレンズ同様に視界の端までの矯正視力が得られ、それでいてコンタクトレンズのように眼が疲れたりすることもない。いいですよ、これ!
ちなみに自分が購入したのは「超低反射」タイプです。「ルティーナ」にも興味はありましたが流石に高額になりすぎるのでそこは妥協しました。最初は「傷防止」くらいでいいかもと思っていたのですが、調べてみるとQuest3の映像から発せられる光が反射して見えるのが気になるという人のレビューを見つけてしまったので、それでは没入感に大きく影響すると考えて超低反射タイプを、という事になりました。
注文してから実際に届くまでにはおよそ一週間がかかりました。本当にオススメなので、眼鏡ユーザの方は是非試してみてほしいです。
総括
Quest3本体だけでも結構な出費であったのに、アクセサリ類でまたさらに出費が嵩んでしまいました。しかしながら、Quest3を快適にかつ十分に楽しむためには必要な出費だったと思います。特にS3ストラップ、フェイスクッション、レンズの3つは必須級だと感じました。
残念ながら長期間の運動不足がたたって数分のボクササイズを試しただけで全身が筋肉痛になるほど虚弱な体質になってしまっていた事もあり、なかなか長時間遊ぶことは出来ていないのですが、少しずつ遊べる時間も長くなっていくはず。いずれ色々なゲームやコンテンツの紹介もしていければなと思っています。それではまた!







