ブログの方針転換について

ご無沙汰しております。ここのところあまりにも更新が滞りすぎて「中の人孤独死してない?」と心配して下さっている方ももしかしたら1人くらいはいらっしゃったかもしれませんが、その大きな理由としては環境の変化があり、1人で旅をすることがほぼ無くなった点が挙げられます。

しかし、このブログにはそれなりに愛着もあり、このまま捨て置くのは忍びないなぁとは常々考えていたのでした。そこで、一人旅の記録というブログの基本方針を根本から変更したうえでブログの更新を再開する事にしました。これに伴い「ひとりたびにっき」というブログタイトルも変更する事になります。一人旅の記事を楽しみにしてくださっていた方には申し訳ないと思いますが、旅行は相変わらず好きなので、これからも旅の日記は時々投稿していきたいです。

ライフプランをシミュレーションしたら絶望した

という訳で、早速「これまでとは違った内容の記事」です。先程「環境の変化があった」と書きましたが、端的にいうと結婚しました。まさかですよ・・・。独り身だった頃は貯金をする意識はあまり持っていませんでしたが(外車を2台買ったところからもお察し)、流石に家庭を持つとなるとことお金に関してそうちゃらんぽらんではいけません。

結婚を意識するようになって初めてライフプランというものを真剣に考えました。といってもライフプランナーに相談した訳ではなく、ネットで探してきたライフプラン表ひな形を使って今後の資産の増減をシミュレーションしたという程度です。その結果、金銭面での不安無く楽しく生きて老衰でポックリ逝く為には独身貴族時代の感覚でなんとなく働き、生活し、遊び、貯金や節約も多少はやっているんだぜ偉いだろうエヘヘなどとという程度では全くもって意識が足りていないという厳しい現実を知りました(共働きではないというのも関係しています)。とはいえ慎ましやかな生活であれば自分の給与収入だけでもなんとかやっていけるかもしれません。

でも俺は遊んで暮らしたいのである。
たまには美味しいお寿司だって食べたい。
ペットだって飼いたい。
車だって維持したい。
そして出来れば都内の職場の近くに住みたい。

であれば、やはり収入が不足している。残念ながら今の日本の行く末は真っ暗闇である。いや、もしかしたら道の先に闇が待っているどころではなく、むしろ闇の方から道の手前の光をも飲み込みつつどんどんこちらにやってきているのではあるまいか。ブラックホールが相手ではどうにもならない。もう駄目だ。おわた。

銀行にお金を預けても利息は無いも同然。
支払った以上の年金がもらえる保証も無い。
賃金は増えないのに税負担は増えていく。
少子高齢化など暗いニュースばかり。

おおぉ、暗い暗すぎるぞ・・・。この様な時勢にあっては、特別高給取りな訳でも、親が資産家な訳でも無い自分のようなパンピーにとっては給与以外の方法で資産を増やそうとする意識を持つ事は必要なことのように思えます。明るい未来は自らの手で勝ち取らねばならないのだ。小学校のうちからそのように教育するべきでは?ともあれ資産を増やす、その為の手段としての投資を考えます。一口に投資といっても色々ありますね。

  • 仮想通貨
  • FX(外国為替取引)
  • 株式取引
  • 投資信託
  • 確定拠出年金
  • 不動産投資信託
  • 積立NISA

・・・などなど。この中から自分が主戦場として選択したのは外国為替取引、通称FXです。実は仮想通貨にも手を出していますが、個人的には既にバブルが弾けたと見ています。まぁ、今でも時々トレードはしていますが以前程は夢を見る事が難しくなりました。

簡単に勝てる訳はない

FXはゼロサムゲームであり、少数の勝ち組と多数の負け組からなっています。なんでも利用者のうち勝っている人は全体のおよそ1割〜2割にすぎないといわれているようです。では、自分がこのごく少数の側に加われるのかどうか?応えはNoだと断言出来ます。何故なら政治経済に関する知識も、チャートを読む力も、そして経験も無いからです。でも勝ちたい。わがままが過ぎますね。そんな都合の良い話があってたまるかって?たまるかもしれませんよ。

トレードはプログラムに任せる

どういう事かというと「トレードをするのは自分だけど自分じゃないから」です。禅問答かよ。答え合わせをしましょう。「トレードをプログラム(EAという)に任せる」が正解です。趣味の一環として多少は自分でもトレードはしますが、資金の殆どはEAに回すつもりでいます。では、EAに取引を任せると何故勝てると言えるのでしょうか。

  1. 人間のように感情に影響されない
  2. 状況の判断基準が一定でブレない
  3. 24時間不眠不休でトレードが可能

こんなところでしょうか。EAはあらゆる判断を機械的に淡々とこなします。人間であれば自分に都合の良い期待や思い込みが邪魔をして判断基準がブレたりする事は避けられませんが、それが無いというのは大きなアドバンテージです。休みなく働き続けられる点もそうですね。

古来よりチャートの読み方については様々な研究がなされており、それらを体系化したものが俗にテクニカルと呼ばれているものです。酒田五法という手法などは江戸時代に発案されています。テクニカルを使う事で「チャートがこの形という事はこの後こうなる!」という予測が出来るようになります。凄腕のトレーダーは数多のテクニカルを身につけ、それらを駆使して的確に状況を判断します。この部分をEAにやらせる事で、知識や感情のコントロール技術の不足を補おうという訳です。

EAはプログラムされた事しか出来ないので、人間の様な柔軟さを持ちません。ニュースや市場心理などあらゆる情報を駆使して状況を柔軟に判断する事が出来る凄腕のトレーダーには敵わないでしょう。ですが、自分は何も宝くじ並のデカイ儲けを狙っている訳ではありません。勝ったり負けたりを繰り返しながら、コツコツと少しずつ利益を積み重ねて資産を増やしていければ良いのです。EAにはそれを充分に実現するだけの可能性があります。

ここまで読んで気付いた人もいるでしょう。勝てるEAを開発するには普通に裁量でトレードして勝てるだけの知識や経験が必要不可欠であろうという事に。そう、つまりそれらを持たない自分には作る事が出来ません。しかし世の中には開発したEAを販売する人達がいます。GoGoJungleというサイトではそうした人達がEAを出品しており、誰でも購入する事が出来ます。相当な数のEAが販売されていますが、強いEAもあれば弱いEAもあり、厳選しなければドブにお金を捨ててしまうような事にもなりかねません。でもEAが勝てるのか勝てないのかなど、実際に使ってみなければわかりません。ではどうやって厳選するというのでしょうか?

勝てるEAを選び、最適化する

答えはバックテストにあります。バックテストとは、過去の相場でEAが稼働していたとしたらどのような成績を残すのかをシミュレーションするものです。過去の相場で安定して勝てる実力があれば、これから先の未来においても勝てる可能性が見込めるという訳です。とはいえ、ただ単にバックテストで利益が出ていればそれで良いという訳ではありません。勝てているにしてもどの様な勝ち方をしているのかを分析する事が必要です。

例えば、バックテストで得られる評価項目の1つに最大ドローダウンというものがあります。過去の取引において、最も損失を被った時に資産をどの程度減らしたかという値ですが、この値が小さい程優秀という事になります。リカバリーファクター、プロフィットファクターなど他にも色々な項目があり、それらを総合的に評価し判断する必要があります。

自分もバックテストのデータや、既に使用しているユーザが公開している取引実績などを参考にしながらEAを選択し、幾つか購入しました。購入したEAにはパラメータがあり、これを調整する事でトレードのパフォーマンスを変化させる事が出来ます。EAによって調整出来るパラメータは異なり、中にはパラメータ調整次第で全く別のEAかという程挙動を変化させるものもあります。

このパラメータ調整作業はユーザの腕の見せ所でもあります。パラメータを見直しながらバックテストを繰り返し、これからの未来の相場に臨むにあたって最適と思われる値を探すのです。そうして調整したEAのトレード実績をブログ等で公開している人も沢山おり、自分が調整したEAの実績と比較してみたりといった事も出来ます。何だかゲームのようですね!面白そうでしょう?

これからのこのブログについて

という訳で、これからはFXの事を中心に書いていこうかなと思っています。内容としてはトレード実績(収支)の記録と、使用しているEAについてのメモなどになると考えています。その一方で、FXとは関係のない日常の出来事について書く事もあるでしょう。単純に文章を書くのが好きなのです。

これまでのような「ひとりたびにっき」ではなくなりますが、応援して頂けると嬉しいです。早速カテゴリにFXを追加してみました。このブログを見てFXに興味を持つ人が増え、FX仲間が増え、Twitterを通して交流が出来たらいいなぁ。コメント欄はあまり使われない割に維持管理コストがかかるのでひっそりと廃止する事にしました。それではまた。

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