2013 FIA F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ2(1日目・予選)

前の記事の続きです。この記事では、鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリの予選について書きます。F1観戦に赴くにあたっての事前準備の様子(持ち物や宿泊施設、交通手段、駐車場など)については前の記事をご参照下さい。

2013 FIA F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ1(事前準備)
2013 FIA F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ2(1日目・予選)
2013 FIA F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ3(2日目・決勝)

土曜日朝の混雑状況

今回、俺は土曜日午前9時過ぎ頃にサーキットに到着する事を目指していました。千葉県の自宅を出発したのは午前0時ちょうど。途中で仮眠を挟みながら、午前6時過ぎ頃に三重県の「みえ川越インターチェンジ」付近に到着しました。サーキット周辺の一般道や高速道路が混むであろう事は想像に難くないので、前年や前々年の参加者のブログ記事なんかを参考にして以下の様に考えて臨みました。

  • サーキット最寄りの鈴鹿インターチェンジは激混みするので避ける
  • 手前のみえ川越インターチェンジでさっさと一般道に出る

・・・そう、「みえ川越IC」で降りようと思っていたはずだったのだ。

青が当初予定していたルート。みえ川越ICの1km手前でナビが「まもなくみえ川越ICを左側です」とか言い出した頃には既にみえ川越ICを降りようとする車の長蛇の列がその遥か後方まで伸びていて列に加わる事ができなかったのだった。「・・・ん?えぇ!この列がみえ川越IC降りる列だったん!?」 多分感覚的には2kmくらいの渋滞になっていたのではと思う。

みえ川越ICから次の四日市東ICまでの間も渋滞で、数メートル進んでは止まり・・・というような状態。時間をかけてなんとか四日市東ICで高速を降り、一般道も混雑している中ようやく鈴鹿サーキットに到着。google mapによると、四日市東ICから鈴鹿サーキットまでの所要時間約50分だが、実際には2時間弱くらいかかった。サーキットに着いたのは予定の一時間半遅れ、10時半頃だっけかな。

ちなみに先人曰く「激混む」という鈴鹿サーキット最寄りの「鈴鹿IC」については、ここで降りようとする車の渋滞が15kmと電光掲示板に表示されていた事を記しておく。

初めての鈴鹿サーキットはやっぱりでかかった

サーキットのメインゲートに10時集合という事になっていたが、俺だけ遅れてしまった(´・ω・`)

あとの4人は既に席に到着しており、11時前になってようやく合流。フリー走行3回目が11時からなので、なんとかこれには間に合った。

今回自分達が用意したチケットは、メインストレート前のグランドスタンドに設定されたグループチケットです。鈴鹿サーキット チケットインフォメーションでいうところのV1の位置になります。

今回は5人1組なので一人4万2千円になります。正直お財布へのダメージが半端じゃないです。が、年に1度のお祭りである事と、初めてのF1生観戦という事でワタクシ頑張りました・・・

このシートからの眺めはこんな感じでした(このチケットで入れる範囲で一番高いところに上って撮ったので実際はもう少し低い位置)。

若干下の方の低い位置でフェンスに近かったのがちょっと残念だったかな。全長800メートルのメインストレートの丁度真ん中あたりです。最もスピードの乗るストレートでのバトルを間近に楽しめる一方、その前後にある第一コーナーや最終コーナーでのバトルは遠くてよく見えません。大きな動きが起きやすい第一コーナーの方が見どころは多くて良いかも?コース内外の写真も色々と撮っていますが、それはこの次の記事で紹介させて頂きます。

向かい側のスタンド上部に3台ある巨大なディスプレイには、TVと同じようにコース内の大きな動き(バトル、オーバーテイク、クラッシュ、ピット作業、ラップタイム、リザルトなど)が表示されます。

これがメインストレートには3台ありました。写真じゃわかりにくいけどめっちゃデカイ。

実況解説も映像と合わせて聞こえてくるので、これでレース展開を把握する事が可能です。逆光で画面が暗く見えますが、実際には全く問題なく見えました。鈴鹿サーキットは、全長5,807メートル、F1ではこれを53周します。従って規定の走行距離は大体307キロメートルとなります。F1マシンは、5.8キロメートルの距離をおおよそ1分30秒で周るんですよね。いやぁ、速いですね・・・。

グッズ屋めっちゃ沢山ある!

サーキット敷地内のあちらこちらにグッズを販売しているお店があります。各チームのスタッフやドライバーが着ているもののレプリカ(Tシャツ、ポロシャツ、ボタンシャツ、キャップ)、マフラータオル、観戦時に便利な双眼鏡や折りたたみ式クッション、お土産、鞄、書籍、DVD、模型、などなど。俺もTシャツ買いましたよ('∀`) あ、あと日本グランプリの公式パンフレットも。

ロータスのレプリカT@7,500円なり。

レプリカの衣類を買う時はサイズに注意して下さい。俺が買ったのはSサイズですが、日本でいうところのMからLサイズ相当、らしいです。このSサイズ、175cmの俺が着てちょうどよいか、微妙に大きく感じるくらいでした。

あと直射日光やばいです。キャップ買うべき。申し訳程度に屋根はあるけれど、実際のところ日中の太陽は写真の左側の方にあります(さっきの写真参考)。思いっきり直射日光にさらされるので、キャップや日焼け止め等あると良いです。最低限キャップくらいは応援しているチームのものでも買うべきです。俺はキャップ似合わないからと買わないで、日焼け止めも塗らずノーガードで太陽と戦った結果大変な事になりました。(´・ω・`)

公式パンフレットは2,000円と価格も手頃なので記念に是非買いたいですねー。レース関係者のインタビューとか、鈴鹿以前の今シーズンのレース結果おさらいとか、チームやドライバーの紹介とか、鈴鹿サーキットの観戦に役立つコースの特徴や攻略情報など、そこそこ情報量もあると思います。

パスケースなんかも売っています。サーキットのメインゲート、その先のサーキット内ゲート、コース出入口・・・と色々なところでチケットを持っているかどうかをチェックされるので、首から下げられるパスケースがあるととても便利です。俺は今回買わずにいちいち鞄から出し入れして見せていましたが、あった方がいいです・・・。そこら中のグッズ屋で売っています。値段も数百円から二、三千円とピンきりだったなぁ。

ラジオで聞く実況解説がとても面白い!

先述の通り、場内ではスピーカーから実況・解説を聴く事が出来ます。でも、場内で流れているFMラジオ放送「PitFM」を聴く方を個人的にはオススメします。これはスピーカーから流れる放送とは実況・解説とも違う人が担当しているので、まぁどちらが好きかという好みの問題ではありますが。現地で聴き比べて好きな方を聞けば良いと思います!!

F1日本GP開催時には、FIAやチームからのリリースをはじめパドックでのドライバーのコメントなど、 日本GP内を飛び交う様々な情報をキャッチし皆様にご提供しています。

Pit-FM

このように、ただレースを観ているだけでは知りえない様々な情報をリアルタイムに教えてくれるのです。重要な情報もたくさんありますが、時に笑いを提供してくれる事もあります。今回の日本グランプリでは、例えばフェラーリのフェリペ・マッサがピットで速度違反を起こした事で、ピットロードを通過するドライブスルーペナルティを受けました。この様な情報は勿論、すぐさま各チームともドライバーに伝えられる訳ですが、この時のロータスのレースエンジニアであるマーク・スレイドとキミ・ライコネンの会話がネタにされていました。

マーク・スレイドとキミ・ライコネンの会話
スレイド :Massa has a drive-through penalty.
ライコネン :Why do I have a drive-through?
スレイド :Massa! Massa has a penalty. Massa.

ライコネンが、自分がドライブスルーペナルティを受けたのだと勘違いしたシーン。ラジオではこれをどうイジっていたんだっけ、忘れちゃいましたが(>_<) 予選、決勝、ともに色々なネタがあってたくさん笑わせてもらいました!一緒に観ていた中の一人は、ほぼ毎年の様に鈴鹿に観戦に来ている人だったのですが、「ラジオをまともに通しで聴き続けたのは初めてだけど、面白かった〜」との事でした。FMラジオ、場内でレンタルもやっていますが個数に限りがあるし千円もするので、是非是非自分で持っていかれると良いと思います!エンジン音が凄すぎてラジオのスピーカーから聞こうと思ったら音量をかなり大きくしなければなりませんが、そうすると周囲の迷惑になるので、イヤフォンは必須ですよ!

ちなみに自分はFMラジオは持っていませんが、スマホ(Xperia Z)で聴く事が出来ました。スマホにイヤフォンを挿すと、イヤフォンがアンテナとなって電波を受信出来るのです。

フリー走行3回目(土曜日 11:00〜12:00)

3回目のフリー走行が終わりました。1、2回目は金曜日に行われています。各チームとも、マシンに色々な計測装置なんかをつけたりして走行データを取ったり、予選や決勝に向けてマシンセッティングを詰めたりといった事をしている訳ですが・・・。どんなデータをとっているかとか、どのようなデータがとれたのかとか、セッティングをどう変えたのかとか、そういった情報は当然公開されません。なので、観戦している側としてはあんまり熱中出来るものではないかもしれませんね。俺の場合は目の前のストレートを爆音で走り抜けていくマシンをぽけーっと眺めていたらあっという間に1時間のフリー走行が終わってしまいました。あっという間だったという事は、自分なりには初めて生で見るマシンやエンジン音を楽しんでいたという事かもしれませんw

エンジン音ヤバイ

コース中最もエンジンが高回転となるメインストレートの真ん前、しかも一番近い最前列から6列目くらいという近さもあり、鼓膜に突き刺さってきます。鼓膜が痛いという体験は生まれて初めてだ。決勝レースは約2時間ですが、この間ずっとこの音を直接聴き続けていたら耳を悪くしそう。実際、レース後はしばらく聴力が落ちるという人も居るというレベルなので、耳栓を持っていくといいと思います。ラジオを聴く為にイヤフォンをしているとずいぶんと楽になったので、それでもいいかも。

写真撮るのむずすぎわろた

メインストレートを、マシンはかっ飛んでいきます。それをブレる事の無いように綺麗に写真に収めるのは中々大変です・・・。高速で動くものを撮るにはシャッター速度を早くすれば良いのですが、今回俺は何故かそれをやりませんでした(;´Д`) 直射日光を浴び続けて頭が湯だっていたとしか思えませんorz

高速で動くものを撮る技術の一つに、流し撮りというものがあります。動く対象物が常にレンズ内の一点に収まるようにカメラを動かしながら撮影するのです。これによって、上手くいくと対象物は綺麗にくっきり、周囲は流れるような感じの写真となり、躍動感も強調されるというもの。これ、カメラ初心者の俺的にはかなり難易度が高いです。対象物をクッキリさせる為には上下左右のブレなく、きっちりと対象を追いかける必要がありますし、それを一瞬で目の前を走り去っていくF1でやろうというのであれば尚更です。しかも今回はマシンに近い席なので、遠くからやるよりもカメラを動かす割合が大きくなります。

ロータス・ルノーのロマン・グロージャン

トロ・ロッソのダニエル・リカルド(多分…)

それでも、と挑んでみた結果がこれ(一番写りがマシな2枚)。うーん。もっとズームして寄りたいけれど、そうするとさらに難易度あがってロクな写真が撮れないです。

流し撮りに失敗するとただのブレブレの写真に・・・。うーん、難しい!経験積むしかないね!

お昼ごはんだー!

さて、フリー走行が終わると丁度12時、お昼時です。自分達も一旦コース外に出て、お昼ごはんを探します。場内にはとても沢山の飲食店(屋台みたいなのや、常設のフードコートなど)があります。ご飯を食べる為のテーブルなどもあるにはありますが、十数万人の来場者を受け入れる程のキャパシティなどある訳もなく、基本的にはコース内の席や、そこら辺の広場にシートを広げて戴く事になります。

ここに掲載されているのはメニューのほんの一部で、選択肢はかなり多いです。

この日、俺が買ったのは屋台である「伊勢志摩 美し丼」の「伊勢湾産 海の幸のから揚げ丼」と「肉巻きおにぎり串」。あ、写真撮ってないや。お味の方はうーん、まぁ屋台だしこんなもんでしょ・・・という感じ。一方で値段はお祭り価格なので、ぶっちゃけコストパフォーマンスは悪い!です。12時というお昼時どまんなかの時間帯という事もあり、自分達と同じように予選を見終えてから動き出した人達でお店はどこも長蛇の列です。頑張って並んで買って、席に戻って頂きました。

先に書いておくと、日曜日は屋台ではなくフードコートでご飯を食べたのですが、きちんとした厨房がある分そちらの方がずっと美味しかったです。

ちなみに飲料の調達にはあまり苦労しませんでした。そこら中に自販機があるし、飲料が売り切れているという事も自分が見た限りでは無かった。まぁ、個々の自販機がちょっと並んでいて待たされるという事はあると思いますが。

F1における予選の仕組み

さて、お昼ごはんを食べ、雑談をしていると気がつけば14時。いよいよF1日本グランプリの本番が始まろうとしています。14時から始まるのは予選。

予選というと「決勝に進めるドライバーを絞るもの」と思われるかもしれませんが、F1における予選とは、決勝でのスターティンググリッド(スタート時のマシンの並び順)を決定する戦いです。決められた時間内に各ドライバー入り乱れてタイムアタックを行い、最終的にタイムが速い順番に決勝でのスタート順が決まります。

当然ながら前の方からスタートする方が圧倒的に有利なので、皆一番先頭のポールポジションを目指して戦います。コースによっては、スタートのメインストレート直後にやってくる第一コーナーやその後に続くコースレイアウト次第で、奇数グリッド(スタート順位)が良いとか、偶数グリッドが良いとか、大小の差はあれど有利不利が存在します。また、10位以上と未満とでは、使用出来るタイヤに違いが出てくるなどの影響もあるため、その辺りも考慮してわざとグリッドを操作するなど、決勝程ではないにせよチーム毎に戦略が垣間見られます。

・・・で、まぁ予選のルールについて色々と書こうと思ったのだけれど、他のWEBサイトでもっとわかりやすく解説してくれているところがあったのでそちらを紹介させて頂きます。こちら。【ビギナー観戦塾】「知っておくと楽しめる!」F1の予選ルール(2013ver.)

かいつまんで箇条書きにするとこんな感じでしょうか。

  • F1における予選は決勝でのスタート順を決める戦い
  • 決勝では前の車を抜くのは難易度が高いので、スタート順を決める予選は重要
  • 予選は3つのラウンドにわかれている(Q1、Q2、Q3と呼ぶ)
  • 各ラウンドでは、一定時間内に各マシン入り乱れてタイムアタックを行う
  • Q1では22名が参加し、制限時間は20分。ここでスタート順の17位〜22位が決定
  • Q2ではQ1の上位16名が参加し、制限時間は15分。ここでスタート順の11位〜16位が決定。
  • Q3ではQ2の上位10名が参加し、制限時間は10分。ここでスタート順の1位〜10位が決定。

・・・なんかこのままF1のルールの話が延々続いちゃいそうなので、先ほど紹介したWEBサイト様に解説をお願いする事にします。めちゃわかりやすいので、F1に興味を持たれた方は是非参考になさって下さい。

【ビギナー観戦塾】F1初心者ファン必見!今からでも間に合う“ゼロからのF1観戦”(2013Ver.)

予選は予想外の結果に

・・・で、予選が終わりました。ここ鈴鹿サーキットでは、2009年から2012年までの直近の4回のうち、実に3回でレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが優勝しています。予選に至っては4回全てでこのベッテルがポールポジションを獲得しており、圧倒的な強さを見せつけています。鈴鹿マイスターなんて呼ばれているくらいです。今シーズン、鈴鹿までの14戦中9戦で優勝、リタイアを除けば最も低い順位が4位と、前年に続き強さを見せ続けているベッテルは今回も当然優勝候補の筆頭であり、本予選でもポールポジションを獲得するという見方が大勢でした。先述のラジオ、PitFMでもそうした論調でしたねー。

ところが、予選Q1で最速タイムを叩きだしたのはロータス・ルノーのロマン・グロージャン。彼はここ数レース、妙に速さを見せるようになってきており、この鈴鹿で爆発するか!?と実況も観客席も盛り上がってきました。

Q2での最速はベッテル。2位以下を圧倒するタイムでした。あぁ、グロージャンがくるかと思ったけどやっぱり結局ベッテルという事になってしまうのか?とちょっとテンションが落ちてきた。

そして最終、Q3での最速を叩き出しポールポジションとなったのは・・・

え!ウェバー!?

撮った瞬間下位の結果に切り替わった(´・ω・`)

なんとベッテルのチームメイト、マーク・ウェバーでした!!ウェバーは今期限りでF1引退を表明しており、F1で鈴鹿を走るのは今回が最後という事もあって観客席からも大きな歓声が挙がっていました。

2013年日本グランプリ予選リザルト
#ドライバーチーム
1 マーク・ウェバー レッドブル・レーシング
2 セバスチャン・ベッテル レッドブル・レーシング
3 ルイス・ハミルトン メルセデスGP
4 ロマン・グロージャン ロータス・ルノー
5 フェリペ・マッサ フェラーリ
6 ニコ・ロズベルグ メルセデスGP
7 ニコ・ヒュルケンベルグ ザウバー
8 フェルナンド・アロンソ フェラーリ
9 キミ・ライコネン ロータス・ルノー
10 ジェンソン・バトン マクラーレン
11 セルジオ・ペレス マクラーレン
12 ポール・ディ・レスタ フォース・インディア
13 バルテリ・ボッタス ウィリアムズ
14 エステバン・グティエレス ザウバー
15 パストール・マルドナード ウィリアムズ
16 ダニエル・リカルド トロ・ロッソ
17 エイドリアン・スーティル フォース・インディア
18 ジャン・エリック・ベルニュ トロ・ロッソ
19 マックス・チルトン マルシア
20 チャールズ・ピック ケータハム
21 ギド・ヴァン・デル・ガルデ ケータハム
22 ジュール・ビアンキ マルシア

・・・ところで、俺は基本的に日本人ドライバーを応援するのですが、日本人が居ない今はロータスのライコネン、メルセデスのハミルトンを応援しています。彼らはというと、ライコネンは9位、ハミルトンは3位という結果。うーん、一番応援しているライコネン、シーズン序盤は良かったのだけれどここ数レースいまいちパッとしないなぁ・・・。ハミルトンは3位、まずまずです。Q3終盤、ライコネンのチームメイトであるグロージャンとは激しい3位争いを繰り広げていましたが、最後のアタックで0.112秒上回りました。

念願の今季初ポールを獲得したウェバー、急激に速さを見せるようになり予選でも好調のグロージャン、果たして彼らは鈴鹿最速の名を欲しいままにするベッテルの牙城を突き崩す事は出来るのか!?明日の決勝が楽しみだなぁおい!(^ω^)

よし、晩ご飯食いに名古屋行くぞ(白目)

さて、予選が終わりました。この後も場内では色々とイベントも行われますが、交通機関や道路が混雑する前に名古屋に移動する事にします。今回は5人で観戦していますが、3人は名古屋でホテル、1人は名古屋の実家で宿泊します。この4人は日曜日の朝、名古屋から鈴鹿へ再び電車でやってくる事になります。

一方、ホテルを確保出来なかった俺はというとどこかの駐車場で車中泊です。皆と一緒に晩ご飯を食べる為、わざわざ名古屋まで行きます。そのまま名古屋で寝るか、鈴鹿サーキット近隣の駐車場に戻ってきて寝るか、という事になります。さっさと宿を見つけないとこうなります(;´Д`)

鈴鹿から名古屋までは、通常時ならば車で約1時間半の道程です。鈴鹿サーキットで解散したのは16時半頃。で、名古屋で合流したのは19時頃でした。サーキット近隣は思ったより混雑していましたねー・・・。

名古屋名物 ひつまぶし あつた蓬莱軒

晩ご飯は「せっかく名古屋なんだからひつまぶしにしよう」という事で、あつた蓬莱軒という老舗のお店に行く事になりました!・・・でも、いざ到着してみると一時間半待ち・・・。普段からこうなのか、自分達と同じ様にF1の観戦客で混んでいるのかはわかりませんがちょっとこれは無理。

名古屋名物 みそかつ 矢場とん

で、あつた蓬莱軒の隣にあった味噌カツのお店、矢場とんに入る事に。

俺が注文したのは鉄板とんかつ、1785円也。味噌カツです。もうちょい美味しそうに撮れないのか、俺よ...。うーん、味噌とトンカツが組み合わさったらまぁこんな味、だろうなぁという感じでした。いや、ジューシーだし味噌味もよく合っていてご飯も進んで美味しかったのだけれど、想像の範囲内だなぁというか。思ったよりソースがでろりとかかっていて衣がサクサクじゃないのは予想外だったかもw でも味噌カツの場合は味が良く染みるからそれでいいのだと思います。お好みでどうぞ、と「すりごま」が置いてあったのだけれど、これが結構相性が良くていい感じ。お茶碗がめちゃ小さくて「ご飯足りなすぎじゃね?」と笑っていたけれど、勿論?お代わり自由です('∀`)

他の人は、俺と同じ鉄板とんかつの他、わらじトンカツ等を頼んでいました。鉄板とんかつの2倍近い大きさで内心軽く引いたけれど、女性陣は普通にたいらげていてビックリw 面積はあるけど、ロースカツよりは薄いようなので見た目ほどには差は無いのかなー。

味噌カツは美味しいけれど、味噌というのはやっぱり味が濃いです。あんまり食べると、「うぅ、もうしんどい」という感じになってきちゃいそうです。あと、もうちょい安いと嬉しいかなー。

今日はこれで解散、また鈴鹿へ戻るぞ(白目)

ご飯を食べてしばらく雑談した後解散しました。もう滅茶苦茶疲れたので、早くお風呂でゆっくり温まって寝たい。名古屋で寝て、早朝に鈴鹿に戻る案もありましたが、日曜日は朝であろうと混雑する可能性が高い事を考えると、今のうちにさっさと高速に乗って鈴鹿に戻る方が得策と考えました。途中余りにも眠かったのでサービスエリアで軽く一眠りして、サーキット近隣の駐車場に到着したのはもうとっくに日付も変わった午前2時。おいおい。いやぁ、遅い時間でも空いている銭湯を探してウロウロしていたらこうなってしまいました。・・・ナビアプリが悪い。

「営業中のお風呂」といった、半端ながら自然言語を解する音声認識がウリのナビアプリなのだけれど、これで案内された銭湯に行ってみたら今年の3月だかに潰れた後だったっていう。結局、0時以降も営業しているところは中々無さそうなので、鈴鹿サーキット内にあるクアガーデン(※)に行く事にしたのであります。

F1開催期間中の土曜日〜日曜日は営業時間を変更しておりオールナイトで入湯可能。少なくとも2013年は。

クアガーデン遠すぎるだろ・・・

クアガーデンは鈴鹿サーキット内のホテルの側にあります。日中いたコースもサーキット内で、同じ敷地なんだからすぐ着くだろ。・・・甘かった・・・。いや、冷静に考えればこのコースだって一周6キロくらいあるんだもんね。敷地だって超デカイよね、当たり前だ。

しかも時間が遅いので、サーキットのあちこちにあるゲートも軒並み閉まっていて、入れるところは限られています。メインゲート近くに歩道橋があるのですが、そこから入りましょう。他にも入れるところがあるのかはわかりません・・・。頑張って歩きまわり、徹夜で頑張っている警備員?に道を尋ねながらクアガーデンにようやく到着、ゆっくりして風呂を出た頃にはもう午前3時半でした。

メインゲート付近からクアガーデンまでのルートはこんな感じでした。確か。

深夜の鈴鹿はすげえ寒いので長袖必須です...。

クアガーデンは入湯料1,500円で、この中にはバスタオル・ハンドタオルのレンタル代が含まれています。タオル持って行ったけど無駄になった・・・。お風呂はまぁ可も無く不可も無く、ふつーのスーパー銭湯と大して変わらない印象でした。これで1,500円は高すぎますが、仕方ないです(;´Д`) お風呂に入っていたのは夜中の3時頃ですが、俺の他にも3人程浸かっている人が居ました。

ベテルギウスはいつ爆発するんだろう

4時前に車の元に辿り着きました。駐車場付近は結構暗いんですよね。照明があまり無くって。さっさと寝ようかとも思ったのだけれど、せっかくなので星空を撮りました。よく晴れていたので、星がよく見えましたよー!

オリオン座、わかりますか?寒すぎてあまり長時間の露光撮影は出来なかった...

一応オリオン座は撮れたので満足して、MINIの中で朝まで爆睡。車内が狭いので車中泊には向かないと思われがちなMINIですが、助手席を一番後までずらして、背もたれも目一杯倒せば俺くらいの身長(175cm)なら足を伸ばして寝られるのです。まぁ流石に快適とは言い難く、シートを倒してフルフラットに出来る車とは比べるべくもありませんが。タオルケットが薄くて寒さにはまいったけど、それ以上に疲れていたのでよく眠れました。

それにしても長い一日だった・・・。目が覚めればいよいよ決勝当日の朝、本当のお祭りの始まりです。以上、鈴鹿サーキット一日目、予選編でした。サーキット内で色々と写真を撮ったのですが、それらは次の決勝編で貼っていく事にしようと思います。

2013 FIA F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ1(事前準備)
2013 FIA F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ2(1日目・予選)
2013 FIA F1世界選手権 第15戦 日本グランプリ3(2日目・決勝)

Powered by Blogger | Designed by QooQ