LEGOの安いセットを買ってみました。STAR WARSを知らない人にもそれなりに知名度が高いであろう宇宙船、ミレニアム・ファルコンです。サクッと組み立ててみたので紹介します。
LEGOのミレニアム・ファルコンのバリエーション
LEGOのミレニアム・ファルコンには何種類かあるのですが、今回購入したのはそれらの中でも最も小さなセットです。
一番大きなセットはアルティメット・コレクター・シリーズと銘打たれたもので、なんと7,541ピースというLEGOの全てのセットの中でも最大級のボリュームを誇ります。組みごたえもあり、ディテールも凝っており…でLEGOファン、スター・ウォーズファン、どちらにとってもたまらない一品なのですがお値段もえらいことになっています。あと本当にでかいです。組み立て後の長辺は83cmもあり、日本の住宅事情ではなかなか飾る場所に困るという人も多そうです…。
こちらはミッドサイズ。大きさ的にも価格的にも、上記のアルティメット・コレクター・シリーズよりはかなり手が出しやすいものですね。
以後の記述は全て、今回購入したマイクロファイターについてのものになります。
ブロックリスト
スペアのブロックも含めて全部で107ピースからなっています。スペアのブロックは、他のセットでもそうであるように1ポッチの紛失しやすいブロックを中心に10個用意されています。
組み立て
早速組み立てていきます。とはいえ全部で100ピース程度の本当に小さなセットなので、あっさりと完成してしまいます。所要時間は写真を撮りながらでも20分もかからないくらいです。
丸いプレート(ラウンドプレート)と三角形のプレート(ウェッジプレート)を使って作られる基礎からは、早くもミレニアム・ファルコンの形状が見えてきます。
最終的に見えなくなる内部の部分はダークタンやダークターコイズ、レッドといった目立つ色のブロックを使っています。LEGOはどのセットでも、外から見えない部分はカラフルなブロックを用いるようになっています。ブロックの把握がしやすく、説明書の理解の助けになるからでしょうか。
後部の推進機関の部分はトランスライトブルーの綺麗なブロックで表現されています。円形のミレニアム・ファルコンの形に沿うように、クリップパーツを用いて角度を変化させています。
コックピット部分はプリントパーツが使われています。プリントはこのブロックのみで、他にはプリントもシールもありません。
側面はスロープパーツを横向きにつけることで本体の角度に沿うようにしています。
内部を構築したあとは底部と同じようにウェッジプレートとラウンドプレートで蓋をしてしまうので、中は見えなくなります。
底の部分には丸みを帯びたプレートを4枚貼り付けます。LEGOでは床に接する部分にこのブロックを使うことがよくあります。
その後、天面に小さなブロックを取り付けていき、ミレニアム・ファルコンのディテールを表現します。個人的には、メッシュがあるはずの排気口を表現しているのがただの黒い丸いブロックになっていて情報量が落ちているところに、一昔前のスマートフォンのOSのUIやWebデザインのトレンドだったマテリアルデザインっぽさが感じられて、なんだかおしゃれだなぁなどと思ったりしています。
これは武装です。本来のミレニアム・ファルコンのこの位置には4連レーザー砲が装備されているのですが、このセットでは2連装のスタッドシューターが備わっています。これを取り付けて完成です。
スタッドシューターには1ポッチのトランスレッドのラウンドプレートを弾として装填し、実際に発射することが出来ます。子供が遊べるギミックというわけですね。
ミレニアム・ファルコンの持ち主であるハン・ソロのミニフィグが付属しています。
顔はリバーシブルになっていて、180度回すことで2種類の表情に切り替えることができるようになっています。しかしハン・ソロかっこいいな。
武装として一丁のブラスター・ピストルがついており、ミレニアム・ファルコンのコックピットの後ろのスペースに座らせることが可能です。
総括
お手軽なセットで、サクッと組み上げて遊ぶことができる内容でした。対象年齢は6歳以上ということで難易度も低いので子供に作らせてもいいし、ギミックもあるので遊ばせるにもいいですね。
同じマイクロファイターシリーズは他にも色々発売されているようで、それらにも弾を飛ばすギミックが備わっているようなので、組み合わせて遊ぶのも良さそうです。
では大人が買うにはどうかと考えると、サイズ的には10cmも無いくらいなので例えばデスクの上にちょっと飾っておくにはちょうどよいサイズですよ!
しかしながら、今回作成したミレニアム・ファルコンにはちょっと気に入らない部分があるので、ここから少し改造してみたいと思います。その模様は次の記事で。
値上がり傾向にあるので検討はお早めに
記事執筆時点でのミレニアム・ファルコンの価格(2,000円弱)はピース数を考えると正直高いと思います。発売当初は1,000円前後だったので、値上がりしてきています。しかしながら、同シリーズの他のセットを見るとどうやら今後はさらに値上がりしていく可能性がありそうです。
例えばミレニアム・ファルコンよりも以前から販売されているスター・ファイターやコマンド・シャトルは、いずれもミレニアム・ファルコン同様に発売当初は1,000円前後だったようですが現在は4,000円にもなっています。時間が経てばミレニアム・ファルコンも同様に現在の2,000円から4,000円にまで値上がっていく可能性があるということなので、もし欲しいのであれば今のうちに買っておくのが正解かもしれません。
もしくは、必要なブロックを個別にLEGOブロックのバラ売りを行っているECサイトで買い集め、説明書はLEGO公式サイトで公開されているものを使って組み立てるという方法も考えられます。手間はかかるし送料なども考えると難しいところですが、流石に4,000円まで行くと個別にバラで買い集める方が安く済むと思います。