内部仕様打ち合わせ<1回目>

2024年3月8日、表題の打ち合わせが行われました。前回同様に4時間程度の打ち合わせとなりました。毎回このくらいの時間を見込んだほうが良さそうです。疲れるけれど、家の事が少しずつ決まっていく楽しい時間でもありました。この記事は打ち合わせの備忘録となります。

今回の打ち合わせで話し合ったこと

これまで行ってきた外部仕様打ち合わせは設計士の方が相手で、主な話題は間取りや設備の話でした。今回の打ち合わせから設計士からインテリアコーディネーターの方にバトンタッチされ、内装などの話題が主体になっていきます。

家全体の床の色

まず最初に決めたのは床の色でした。ここを最初に決める事で家全体のざっくりとした雰囲気というか方向性も決まってくるのでしょう。

そもそもどこのメーカーの床材にするかという事でもあるのですが、私達は前々から「朝日ウッドテックのライブナチュラルプラス for Dogを使いたい」という要望を伝えていました。この商品は名前の通り犬を飼っている人をターゲットにしたもので、フローリングでありながら特殊な加工により手触りを損なうことなく、犬にとって滑りにくいものとなっています。

2024年秋からフレンチブルドッグを飼い始め、溺愛している私達夫婦にとっては願ってもない商品であり、ぜひとも採用したいものでした。結果として採用OKとなり良かったです。この商品で選べる色は4色あり、「明るめの色がいいね」という事で選択肢はハードメイプルかオークに絞って検討しました。

サンプルを実際に見比べてあーでもないこーでもないと議論してハードメイプルに傾きかけていたのですが、最終的には扉や家具をオークやウォルナットにした場合、合わせやすいのはオークの床の方だよねとなった事でオークに決定しました。

一方で書斎は犬は入らない(入れない)ので普通のライブナチュラルからウォルナットを選択しました。ここは暗めの格好良い雰囲気にしたいと思っていたのでウォルナット一択で即決でした。

キッチンも水回りであることからフローリングでいくのかクッションフロアでいくのかの議論がありましたが、フローリングでいく事にしました。この時点でフローリング部分については全て決定しましたが、残る水回りである脱衣室やトイレについてはまた次回へと持越しとなりました。

メインの壁紙

床が決まったところで家の大部分を占めるメインの壁紙の選定です。といっても白色で、塗り壁調にするのか織物調にするのか、それぞれの目の細かさはどうするのかで8パターンほどある中から選ぶだけです。幸い夫婦揃って同じものを気に入ったので時間をかける事もなくあっさりと決定しました。

ちなみに目の細かい織物調となりました。今の賃貸物件は目の粗めな織物調ですね。まぁあんまりこだわるところでも無いような気がするし特に書くことはないです。

扉の色

床と壁がおおよそ決まったと来れば次は扉です。基本的に宅内各所の扉の色は統一し、ダークグレイン色(濃い茶色)にする事にしました。扉のデザインはエントランスからリビングにつながる箇所だけガラスの縦スリットが入ったものにして、トイレのドアはひし形のカスミガラスがあしらわれたものを選んでいます。

把手はどんなデザインにするのか、色はどうするのかについても実物を見て検討して決めました。なかなか格好良くおしゃれなデザインのものを選べたのではないかと思います。

本棚やキッチン前収納の色

リビングには大きく3つの造作家具があります。テレビ台、キッチンカウンターの下の収納、冷蔵庫の裏にある本棚です。これらはいずれも扉と同じダークグレインを選択し、雰囲気をあわせる事にしました。

当初はオークにして明るい雰囲気にする事も考えたのですが、格好良いよりにしようという事でそのようになりました。この時点で建具や造作家具、家具は濃いめの色にして全体を引き締めようという方針になりました。

あらわし梁の種類と色

リビングとダイニングの天井にはあらわし梁を設ける事にしています。こういうやつ。天井を高くして梁をあえて露出させて見せる手法です。

この梁を直接塗装するか、それとも突板を四面に貼るかの選択がまずありました。前者はどうしても梁の節などから割れ目が発生したり、その割れ目が大きくなったりする事もあるそうです。選択出来る色も後者の方が床のオークに近いものがあったこともあり、突板仕様でいく事になりました。

色は基本的に床に合わせる事が多いそうで、私達もそれにならいました。今の賃貸物件と大きく違う特徴の一つがこのあらわし梁なので、実際に見るのが楽しみです。

エコカラットの検討

テレビの後ろやカップボードの上にはエコカラットを貼りたいと思っていたので、その要望を伝えました。

エコカラットというのはLixilの商品で、石やタイルなど様々な素材を模したパネルです。パネルではあるものの本物と遜色ないレベルの質感を表現しており、壁に貼ると雰囲気を大きく変える事が出来ます。

種類も様々なものがあり悩むところで、今回の打ち合わせの中では小さなサンプルしかなく面で貼ったイメージが湧きづらかった事もあって決めきれませんでした。実際にLixilのショウルームを訪問して壁に貼られている様子を確認してみる事になりました。

一応事前にどんな種類があるのか、ここにはこれを貼ろう、といった案はWebで調べた情報をもとに作ってはいたのですが、やはりこの手のものは実際に見てみないと雰囲気がわからないものですよね。

Lixilショウルーム訪問

打ち合わせの翌日、早速ショウルームを訪問しました。案内人をつけてもらう場合はなかなか予約が取れなかったりしますが、今回は自分で自由に見て回る形にしたため予約も簡単に取る事が出来ました。

下駄箱の上

玄関の下駄箱の上のスペースには明るめのエコカラットを選びました。暖色系の照明なので白が映える事でしょう。

テレビの後ろ

テレビの後ろの壁は面積がそこそこあるので、一つ一つが大きめのタイルを敷き詰めたようなデザインのエコカラットを選びました。

カップボードの上

カップボードの上は明るいイメージにしようと考え、白系のエコカラットから選びました。テレビ裏のものに比べてタイル?の大きさが小さく、ちょっと可愛らしい雰囲気です。

トイレ

トイレにも4面のうち1面にエコカラットを貼る事にしました。トイレは書斎同様に暗めの落ち着く雰囲気にしたかったので、ダークグレーを選んでいます。

総括

ここまで話し合ったところでよい時間になっていた事もあり、続きはまた次回という事になりました。

壁紙については書斎や寝室などにベースとは異なる壁紙を入れたいという要望があったのでサンプル集を借りて家で検討を続けます。サンプル集がこれまた何冊もあり、流石に全部借りるわけにはいかなかったので2冊だけ持ち帰らせてもらう事になりました。

家でじっくり気になる壁紙を選び、次回の2024年3月14日の打ち合わせで確定させていこうと思います。今回の打ち合わせ模様は以上です。

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